９月１４日　午後２時より
広島の市民グループ「まち物語制作委員会」制作
ラジオドラマ「見えない雲の下(した)で」をオンエアします。
　
「終わってもいないのに風化しようとしている、さまざまな震災における問題」
東日本大震災より１年と６か月。
　
「今、あなたは何をしますか？」
　
　
　
“物語は町を元気にする”そんな想いで活動する広島の市民グループが「まち物語制作委員会」です。彼らが今年から東日本復興支援として取り組むのが、被災地のまち物語を紙芝居にするプロジェクト。これまで制作した紙芝居は33本、3年で100本を目指しています。
　
普段の制作は、民話や昔話の多い中、福島桑折町(こおりまち)の仮設住宅で避難生活をする福島浪江町出身の佐々木ヤス子さんと出会った。ヤス子さんは福島第一原発事故直後から始まった避難生活を綴った本を出版されました。（「おそろしい放射能の空の下で」手記）
その本を元に作られたのがこのラジオドラマです。
　
その佐々木ヤス子さんは今年の6月、愛する故郷に帰ることなく、亡くなりました。
「終わってもいないのに風化しようとしている原発事故、それが悔しい」との浪江町の方々の声に後押しされ制作したラジオドラマ「見えない雲の下で」。　
NOAS FMでの放送は　9月　14日（金曜日）　午後２時から、是非、お聞きください。